包茎とは通常時に陰茎の包皮が亀頭を覆っている状態のことを言います。
包茎は仮性包茎、カントン包茎、真性包茎の三つに分類されます。
日本人に一番多い仮性包茎は手で包皮を剥くことができ、カントン包茎も無理をすれば痛みを伴う場合があっても包皮を剥いて亀頭を露出させることができます。
しかし真性包茎については、包皮の口が非常に狭いので剥いて亀頭を露出させることができません。
真性包茎には性器の正常な成長を妨げて短小になったり、包皮と亀頭の間を洗うことができないので垢や雑菌が溜まって悪臭の元となったり、炎症などの病気の原因となったり、痛みが走って正常な性行為が行えなかったり、性交ができても包皮が邪魔をして精子を上手く子宮に届けられなかったりと、他の二つの包茎と比べても多くの深刻な問題点があります。
また肉体的なものはもちろん、精神的にもコンプレックスの問題がより深いものとなるでしょう。
このように問題の多い真性包茎は、手術によって治療することが望ましいと言えます。
真性包茎についてお悩みの方は、問題が大きくならない内にできるだけ早く専門医の診断を受ける方が良いでしょう。